「よくある質問(贈る側)|カタログギフト|ギフト|大丸松坂屋オンラインストア【公式通販】

よくある質問(贈る側)

お祝いを贈る時期は、いつ頃がよいですか?

慶事の贈答時期は基本的に早めがよいとされていますが、お祝いを贈る目的によっても変わってきます。

結婚祝いの場合

結婚の知らせや披露宴の招待状を受けとってから、挙式の1~2ヶ月前、遅くても1週間前までです。本来は大安や先勝などの吉日、午前中に直接手渡すものとされていましたが、現在はデパートやオンラインショップから直接届けてもらうことも多くなりました。贈り物をする際には、お祝いの言葉を書いた手紙やカードを添えても喜ばれるでしょう。

出産祝いの場合

生後7日過ぎから、お宮参りをする生後1ヶ月頃の時期までです。生後7日目というのはお七夜と呼ばれる節目の時期です。昔は赤ちゃんが生後まもなく亡くなってしまうことが多くあったために、生後7日目にお祝いをしていました。現在では母子の退院時期が7日目と重なることもあるため、この日を目安とするようになっています。気を付けるべきは、出産前に出産祝いを贈ったり、親族でないのに出産直後に病院に面会に行ったりすることなどです。これらは迷惑になりかねないので避けましょう。

入学祝いの場合

入学先が決定してから、入学式の一週間前までがよいでしょう。卒園式や卒業式が終わるまで待つ方もいますが、早目にお祝いを贈れば入学準備を前倒しできる利点もあるため、あまり気にする必要はありません。逆に遅くなったとしても、入学祝は基本的に身内がお祝いするものなので、神経質にならなくてもよいでしょう。注意点としては、ランドセルや学習机など、人と被ると困ってしまうものがあるため、事前に何を贈るか伝えて都合を聞くと親切です。

新築祝いの場合

新居完成後、半月から遅くても2ヶ月以内、あるいは新築披露の日に贈ります。新築披露は半月から2ヶ月の間に行われることが多いため、この期間が適当でしょう。あまり早すぎても、引っ越したばかりで荷物の整理がついていないと、迷惑になる可能性があります。贈る物はカタログギフトや商品券であれば、買い忘れたものや新しく必要になったものを選べるためおすすめです。

どの場合でもいえる事ですが、お祝いをする時期は早すぎても遅すぎても失礼になってしまうことがあります。十分に注意して贈りましょう。

一般的にお祝いとして贈ってはいけない品物はありますか?

お祝いの際の贈り物には、縁起が悪い、語呂合わせがよくないなどの理由から、避けた方がよいものがいくつかあります。

いくつか例を挙げると、日本茶は一般的に弔事に使われることが多いイメージがあり、お祝いとして贈ることは好まれません。櫛は、歯が欠けてしまうことがある上に、「苦」「死」と語呂が悪いとされます。他にもハンカチは、涙を拭うもののため、「別れ」を連想させてしまったり、ハサミや包丁などの刃物類は、「縁を切る」という意味を持っていたりします。

親しい方に贈るには問題ないものもありますが、相手との関係性によっては贈った品が失礼に当たることもあります。例を出すと、目上の方に贈り物をする際に現金を贈ることはマナー違反とされ、結婚祝いや香典など決められた場合のみに限られています。仲人へのお礼で現金を贈ることはありますが、必ず菓子折りを一緒に用意し、現金はあくまでも添え物となっています。そのほかにも、靴下や下着・肌着などの直接身に付けるものは、「より勤勉に」という意味があり、履物は「踏み付ける」というイメージがあることから、とくに目上の方や上司へのお祝いには不向きとされています。

新築祝いには、赤い色の贈り物をするのは「火」や「火事」を連想させるためよくないとされています。また、病気のお見舞いのために鉢植えを持っていくことは「根付く」が「寝付く」という言葉に似ているため好ましくありません。このようにお祝いとして贈ってはいけない品は、贈り物をする状況に応じて変化をするため注意が必要です。

さらに、国や地域によっては特有のマナーが存在することもあります。例えば中国では、お祝い品として時計を贈ることは「これで関係を終わらせる」という意味として取られるため、贈り物としてはよくないとされています。

お祝いとして贈り物をしても、それがあまりに常識から外れていれば、かえって相手に不快な思いをさせてしまうことにもなりかねません。贈り物をする際には、最低限のマナーをきちんと調べてから贈るようにしましょう。

お祝いの品を複数個贈るときに、避けた方がよい数はありますか?

個数が偶数の贈り物は、お祝いの席では使わない方がよいでしょう。結婚式のようなお祝い事の贈り物には奇数の数字が好まれ、反対に偶数の贈り物は死亡・葬式などのおくやみ事に使われます。基本的に、数字は"割れない"奇数が「慶事」、"割り切れる"偶数が「弔事」とされています。

このような奇数・偶数の概念は、古代中国から伝わった「陰陽道」が由来となっており、奇数が陽で偶数が陰であると考えられてきました。そのため、日本では奇数を縁起のよい数字として扱っています。これらは「個数」や「金額」などに適用されますが、例えばそれ以外にも「祝御結婚」は「御結婚御祝」というように、文字数を5文字にするような細かな配慮がされることもあります。

贈答品の包み紙を結ぶ水引では3本、5本、7本のものを用いることが多く、ただしこちらは慶事や弔事にかかわらず奇数のものを使うのが一般的です。結婚祝いに贈る場合は10本の水引が使われることがほとんどですが、これは5本が2束の奇数であると解釈します。

偶数は「割れる」や「別れる」を連想させますが、ペア(2個)、半ダース(6個)、1ダース(12個)は1組として数え、偶数でも「慶事」に適します。また吉数は、「3、5、7、8」となっています。「8」は偶数にあたりますが、漢字表記の場合に「八」が末広がりを表すことから吉数であるとされます。特に結婚祝いでは「2」のペアや「8」の末広がりはよいとされ、2セットのペアグラスや夫婦箸、8万円のお祝い金などが贈られる事もあります。

逆に凶数となる「4、9」は、「死」「苦」の不吉なイメージを連想させるため、お祝いごとの際には避けなければなりません。これらの縁起の悪い数字やマナー違反とされる数字ですが、一般的な認識は共通しつつも、日本古来の風習や土地によっても変化をします。マナーから外れてしまうことを極端に恐れる必要はありませんが、このような考え方があることは知っておいたほうがよいでしょう。

お祝いの贈り物には、具体的にどのようなものが喜ばれていますか?

喜ばれる贈り物は相手によって変化しますので、具体的に挙げることは困難です。大切なのは、お祝いしたい相手のことを一番に考えること。好みや趣味は人によって様々であることを肝に銘じて、真心を込めた贈り物選びをしましょう。

お祝いの贈り物は、相手に祝福の気持ちを伝えることが目的です。それにもかかわらず、自分の個人的な趣味や好みを押し付けてしまうものであっては、逆に迷惑にもなりかねません。品物にこだわらず、ただ高価なものを贈ることも喜ばれることではありません。贈り物は、贈る相手の好みや年齢などを考慮したうえで、相応の品物を選ぶのがよいでしょう。

また具体的な贈り物だけでなく、相手に喜ばれる贈り方の所作もあります。例えばお祝いを贈る際ですが、贈答の理由が相手にわかるように表書きや挨拶状などではっきりと伝えましょう。相手が結婚後や出産後という状況で、贈る理由が明確であっても同様です。さらに、お手紙を添えて贈るのもおすすめです。贈り物だけでなく、お祝いの言葉も一緒に添えるとより気持ちが伝わります。

ほかにも相手のみではなく、もしも同居している家族がいるなら、家族全員に向けて贈り物を選ぶのもよいでしょう。お祝い事は、家族で共有するものと考えると、一家への祝辞の気持ちを込めて贈り物をするのは自然なことといえます。

品物を決める際に迷ったら、ギフトアドバイザーに相談をするのもひとつの方法です。予算や相手に合わせて、よりよい贈り物を選んでくれます。ただしアドバイスや情報を集めても、それが確実な答えとはなりません。親しい関係であれば欲しいものを直接尋ねることもできますが、相手が上司や目上の人だと聞きづらいものです。

このような場合には、自由に品物を選ぶことができるカタログギフトがおすすめです。これなら自分の好みを押し付けることにはならず、相手は欲しい物を欲しいときに受け取ることができます。予算や目的別に複数のカタログを取り揃えていますので、贈り相手に満足していただける贈り物になるでしょう。

披露宴の当日にお祝いの品物を渡してもよいですか?

披露宴当日にお祝いの品物を渡すのはあまり好ましくありません。

結婚式当日、主役である新郎新婦は準備や段取りなどで何かと取り込んでいます。プレゼントを受け取る余裕はありませんので、代理である受付担当の方に預けることになるでしょう。受付の方は、プレゼントを収納したり、後日新郎新婦に渡したりと手間になってしまいます。受け取った新郎新婦は、本来であれば受け取ってすぐにお礼を言わなければいけないはずが、式当日や直後は忙しくなかなかお礼を言う暇もありません。そのためお祝いのためにプレゼントを渡したつもりが、かえって多方面に気を遣わせる結果となり迷惑になることがあります。

また新郎新婦は、結婚式後に会場から持ち帰るものがあるため、プレゼントが余計な手荷物となってしまいます。例えば、ブーケや着替え、その他持ち込みした小物などは当日手持ちで引き取ることも多く、それだけで手一杯です。もしも結婚式直後に新婚旅行に行く場合や、式場から自宅まで遠い場合などはなおさら労力をかけさせることになります。

基本的に結婚祝いの贈り物は、当日ではなく挙式1週間前までに相手の自宅に届くように手配するのがマナーです。当日まで1週間を切るタイミングで届けるのは、結婚式の準備で慌ただしい時期なので控えましょう。もしも挙式に間に合わなそうであれば、新居での生活が落ち着いた頃に届けるのがよいでしょう。

結婚式前に届ける場合も、後に届ける場合も、自宅に持参するか配送するかはどちらでも問題ありません。あらかじめ相手の都合を聞いた上で、一言かけてから届けると喜ばれるでしょう。プレゼントを贈るといっても、そこには必ずマナーや相手の都合が存在します。気持ちよくプレゼントを贈り、相手にも気持ちよく受け取ってもらえるようにしっかりと考えて贈るようにしましょう。

最後になりますが、披露宴に出席する際にご祝儀を渡す場合、基本的にお祝いの品物を贈る必要はありません。逆に新郎新婦にお返しを用意させてしまうことにもなりかねませんので、必要以上の贈り物はしない方が無難でしょう。

出産祝いの贈り物には、どのようなものが喜ばれますか?

相手が必要なものを自由に選べるカタログギフトは大変喜ばれます。

出産祝い選びは難しく、苦労する方が多くいます。苦労する点としては、贈り物が人と被るかもしれない、子供が使うものなので親のこだわりがありそう、似合う似合わないがある、などでしょう。

とくに贈り物が人と被ることについては、贈る側にとって最大の悩みといえます。これはどのようなお祝い事にも共通しますが、基本的に贈り物は同じような期間にどっと届けられることになります。かつ「出産祝い」という名目であれば、誰もがそれに準じた品を贈ることになります。

出産祝いの定番としては、絵本、おもちゃ、ベビー服、紙おむつ、スタイ、プレートセットなどがあります。紙おむつのような消耗品であれば人と被ってもよいでしょうが、絵本や玩具などは同じものをいくつも使うことはありません。この被りを防ぐために、あらかじめ相手に何が欲しいかを聞いておく方もいるほどです。

出産祝い専用のカタログギフトであれば、赤ちゃんの洋服や玩具はもちろん、中にはママが使えるバッグやキッチン用品などを選べるものもあります。これなら被ることはありませんので、安心して贈ることができるでしょう。

カタログギフトは、自由に品物を選べることが大きな利点です。まさしくかゆいところに手が届く贈り物といっても過言ではありません。また利点といえば、ある程度品物が届く時期を調整できるところです。贈り物が届く時期には、色々な物がたくさん届いて家にあふれている、ということにもなりかねません。とくに出産祝いはかさばるものも多く、相手からすると、期間を置いてから注文できるカタログギフトはとてもありがたい贈り物になります。

出産後、ママは赤ちゃんに付きっきりで買い物に行くことも難しい状態です。時間ができたときに欲しい品物をゆっくり選ぶことができるカタログギフトなら、相手への負担もなく、贈り主の心遣いも伝わる素敵な贈り物になるでしょう。

お祝いを贈る相手が会社の上司や取引先の方の場合には、どのような贈り物が適していますか?

仕事関係の方にお祝いを贈る場合には、商品の価格がわかりにくいカタログギフトをおすすめします。

ビジネスシーンのお祝いには、昇進や栄転、退職祝いなどがあります。日頃お世話になっている上司や大切な取引相手なので、感謝の気持ちとともに心よりのお祝いを伝えたい場面です。

一般的に男性向けの贈り物としては、高級なボールペンや名刺入れのような仕事に役立つものをはじめ、身につけるネクタイやシャツ、他にもシンプルなインテリア小物などがよく選ばれています。栄転によって単身赴任になるケースであれば、ひとり暮らしに役立つものを贈ることも多く、お祝いのシーンごとに選ぶ品を変えてみるとよいでしょう。

女性に贈るケースでは、お菓子やボディケア用品、プリザーブドフラワーなど見た目の華やかな贈り物が選ばれる傾向にあります。相手がお酒を飲まれる方であればアルコール類を贈るのもよいですし、ゴルフの好きな方にはゴルフグッズというように、相手の趣味に合わせた贈り物をしても喜ばれます。もしも何を贈ればよいか迷ったら、それとなく要望を伺っておくことで、確実に相手が欲しいものを贈ることができます。

このように品物を贈ることもよい方法ですが、上司へのお祝いの場合には、職場の何名かで費用を分担して出すことも珍しくないため、意見が割れることや全員が納得できるものを選ぶのが難しいこともあります。そのようなときには、カタログギフトを利用してみてはいかがでしょうか。様々な種類のカタログギフトがありますので、お祝いを贈る相手の方の年齢や好みに合わせることもできます。また商品の価格がわかりにくいため、先方の負担にもなりにくく仕事上の付き合いのあるお取引先へのお祝いにも適しています。

送別会や祝賀会の中でのお渡しになることもありますので、プレゼントは受け取り手が持ち帰ることを考え、持ち運びしやすいものを選ぶことも大切な心遣いです。その点でもカタログギフトであれば大きな荷物にならないので最適です。