ビジネスシーンでの失敗や子供同士のトラブルなど、相手に謝罪をする際に欠かせないのが菓子折り。お詫びの言葉とともに誠意が伝わる菓子折りって・・・?
第6回


- プロフィール
- せきの
- 漫画家。様々なウェブ媒体でギャグ漫画を執筆。2017年に『世にも奇妙な物語』で作品がドラマ化。著書に『ちくちくぴろんぴろん(KADOKAWA)』など。
渡すタイミングやマナーをしっかり守って
菓子折りを持参したからと言ってすぐに渡すのはNG。謝罪の言葉を伝え、相手が受け入れてくれた時に「心ばかりの品ものですがお納めください」と言葉を添えて渡しましょう。また、のしはお祝い事を連想させ、反省していないかのような印象を与えてしまうこともあるので、お店の包装紙のみて包むか、無地の懸け紙をつけるのが無難。
選び方のポイント
誠意を伝えるためには価格も気をつけたいところ。3,000円~10,000円が相場で、ミスやトラブルの重大さに応じて気持ちが伝わる菓子折りを選ぶのがポイント。見た目が華やかすぎるものは謝罪のシーンにはふさわしくなく、控えめで格式高い老舗ブランドの羊羹やカステラ、相手に負担をかけず気軽に食べられるクッキーやサブレなどの焼き菓子などを選ぶと◎