お中元にお返しをする必要はある? 贈る場合の注意点や表書きの書き方とは|【2025】お中元・夏ギフト|大丸松坂屋オンラインストア【公式通販】

お中元にお返しをする必要はある?
贈る場合の注意点や表書きの書き方とは

お中元のお返しは必要なのか悩んでいる方に向けて詳しく解説します。お返しが必要なケースや相手に失礼のないようにするためのマナー、金額相場、のし紙の正しい書き方まで網羅し、さらに相手に喜ばれるおすすめの品物や選ぶ際のポイントも紹介します。

お中元にお返しは必要?

お中元は、日ごろお世話になっている方への感謝の気持ちを表すための贈り物です。

一般的に目下の人から目上の人へ贈ることが多いため、お返しを必ずしなければならないわけではありません。ただしお世話になっている上司や親族など、相手との関係性や状況によってはお返しをした方がよい場合もあります。

たとえば特に高額なお中元をいただいた場合や、日ごろから深くお世話になっている相手から贈られた場合には、お返しをすることで感謝の気持ちをより丁寧に伝えることができます。その際はすぐにお返しの品を用意するのではなく、まずはお礼状を出して感謝の意を示すことが大切です。

また親しい友人や親族に対しては、電話やメールで感謝を伝えることもありますが、目上の方へのお礼は縦書きの封書で丁寧に伝えるのが望ましいとされています。相手との関係性や状況に応じた、適切な対応を心がけましょう。

お中元のお返しを贈る際の注意点

お中元のお返しを贈る際の注意点

お中元をいただいた際「お返しをしたほうがいいのだろうか」「どのような品を選べばよいのだろう」などと悩む方も多いでしょう。お中元のお返しには明確なルールがないものの、相手に失礼のないよう配慮することが大切です。ここでは、お返しを贈る際に押さえておきたいマナーや注意点について詳しく解説します。

お返しを贈る時期

お中元のお返しを贈るときは、まずお礼状を送ることが大切です。お中元が届いてから3日以内を目安にお礼状を出すと、相手に対する配慮が伝わりやすくなります。

お返しの品をすぐに用意できない場合でも、先にお礼状を出しておくことで感謝の気持ちを迅速に伝えることができます。

お礼状を送った後は、1週間ほど間をあけてからお返しの品を贈りましょう。お中元の時期を過ぎてしまった場合は「暑中御見舞」「残暑御見舞」として贈ると、季節に合った丁寧な対応になります。

またお中元の時期は地域によって異なるため、お返しを贈るタイミングに迷うときは、相手の住んでいる地域のお中元時期を事前に調べておくと安心です。

お中元のお礼状はどう書く?相手別の例文もご紹介!

お返し金額相場

お中元のお返しに選ぶ品物の金額は、いただいた品物の「半額から同額以内」が目安とされています。たとえば5,000円相当のお中元をいただいた場合は、2,500~5,000円程度の品物が適切です。

なお、いただいたものより高額な品を選ぶのは失礼に当たる場合があるので控えましょう。同額またはやや高めの品を贈りたいときには、お礼状に「お気遣いなく」などと添えることで相手に負担を感じさせずに済みます。

お返しの内容としては、いただいたものと異なるジャンルの品を選ぶのがマナーです。たとえば相手がビールを贈ってくださった場合、同じビールをお返しすると「送り返された」と誤解されることがあるため、別の食品や日用品などを選ぶといいでしょう。

品物には挨拶状を添える

お中元のお返しを贈る際には、挨拶状や送り状を添えるのが基本的なマナーです。

最近では店舗やインターネット通販を通じて品物を直接相手先へ配送するケースも増えていますが、そうした場合でも別便で挨拶状を送ることで丁寧な印象を与えることができます。

挨拶状には、時候の挨拶とともに相手の健康を気遣う言葉を添えましょう。すでにお礼状を出している場合は、お礼の言葉は簡潔で問題ありません。たとえば「先日はご丁寧なお心遣いをいただき、誠にありがとうございました。ささやかではございますが、お礼のしるしとして品をお届けいたします」といった表現が適切です。

また冷蔵・冷凍品を贈る場合や相手が不在になりそうなときは、「〇月〇日ごろに〇〇をお届け予定です」と挨拶状や送り状に一言添えておくと安心です。あらかじめ知らせておくことで、相手も受け取りの準備がしやすくなり、細やかな気配りとして好印象につながります。

このようにお返しの品とともに心のこもった挨拶状を添えることで、より丁寧に感謝の気持ちを伝えることができます。

お返しをする際ののしの書き方

お中元のお返しを贈る際も、通常のお中元と同様にのし紙をかけるのがマナーです。

お中元の時期(7月上旬~7月15日ごろ)にお返しする場合は、表書きを「お中元」または「御中元」とするのが一般的です。

ただし目下の方へのお返しや、今年だけ特別に贈りたい場合には「お礼」や「御礼」と記載するのが適切でしょう。「お中元」や「お歳暮」といった季節の贈り物は、毎年継続して贈ることが前提とされているため、今年限りで済ませる場合は「お礼」とするほうが無難です。

またお返しのタイミングが立秋(例年8月7日ごろ)を過ぎた場合は、表書きを「暑中御見舞」や「残暑御見舞」に変更する必要があります。ただし「御見舞」は相手よりも上の立場で使う言葉とされるため、目上の方には「暑中御伺い」や「残暑御伺い」とするのがマナーです。

このように表書きやのし紙の選び方ひとつで相手への印象が変わるため、状況に応じた正しい使い分けを心がけましょう。

お中元のお返しは何がいい?おすすめの品物を紹介

お中元のお返しは何がいい?おすすめの品物を紹介

お中元のお返しには、相手に気を遣わせない、季節感や実用性のある品物を選ぶことが大切です。特に暑い夏にふさわしい、涼しさやさっぱり感を感じられるギフトが人気です。

たとえば旬のフルーツ(メロン、桃、スイカ、マンゴーなど)は見た目も華やかで、特別感のある贈り物として喜ばれます。そのほかフルーツを使ったゼリーやアイス、羊羹などの涼菓もおすすめです。

また素麺や蕎麦といった麺類や、鰻などのスタミナ食も人気があります。食欲が落ちやすい時期でも楽しめる食品は、幅広い世代に喜ばれるでしょう。

さらにビールやアイスコーヒー、ジュースなどの飲料類も、家族で楽しめるため贈りやすい品です。ハムやソーセージといった加工肉は保存がきき調理もしやすいため、幅広い相手に適しています。

タオルや石けんなどの日用品も実用的で好みを選ばないため、安心して贈れるでしょう。

お中元で何を贈るかを迷ったら、大丸松坂屋へ

お中元の贈り物選びに悩んだときは、大丸松坂屋オンラインストアの活用がおすすめです。
人気のスイーツや老舗の逸品グルメ、夏にぴったりのビールや洗剤など、豊富なラインアップを取りそろえています。さらにインターネット限定商品も多く取り扱っているため、ほかでは手に入らない特別なギフトを選ぶことも可能です。
贈る相手の好みや家族構成に合わせて選べる多彩な品ぞろえで、大切な方への感謝の気持ちをしっかりと伝えられるでしょう。
お中元選びに迷った際には、ぜひ大丸松坂屋オンラインストアをご利用ください。

お中元TOPへ

まとめ

お中元のお返しは必ずしも必要ではありませんが、相手との関係や状況に応じて適切に対応することで、より丁寧な感謝の気持ちが伝わります。まずはお礼状を送り、そのうえでマナーに沿った品物を選ぶことが大切です。
お返しを贈る際は、時期や金額、のしの表書きなどにも注意し、相手に負担をかけない心配りを意識しましょう。また涼菓やドリンク、実用品など季節感のある品を選ぶと相手にも喜ばれます。
こうした丁寧な対応は、相手に対する感謝だけでなく、今後の良好な関係を築くための大切な一歩となるでしょう。