きんかん
きんかんとは
ミカン科キンカン属の、3~4cm程度しかない小さな果実です。きんかんの皮は苦味が少なく甘いので、皮ごと食べることが出来ます。種がなく、食べやすい品種も作られています。
きんかんの由来
本来は「金柑」という字を書きますが、「金冠」という字があてられることから富に恵まれるようにと願掛けされ、おせちに入れられることとなりました。また、きんかんの本場中国では「金桔」と表記され、「桔」の字が「吉」と同じ発音であるために、めでたい植物とされています。
きんかんの甘露煮のレシピ
きんかん300g分
- 材料
- きんかん:300g
- グラニュー糖:150g
- 1.きんかんのへたを取って洗います
- 2.均等な間隔になるように、縦に数ヶ所切り込みを入れます
- 3.鍋にたっぷりのお湯を沸かし、きんかんを3分ほどゆでます
- 4.ザルに上げた後、きんかんを60分程度水にさらしてアクを抜きます
- 5.切り込みから竹串で種を取り出します
- 6.きんかんを鍋に移し、きんかんがひたひたになるくらいの水とグラニュー糖を入れます
- 7.とろりとするまで弱火で煮込み、煮汁ごと清潔なビンに保存します
煮汁は喉に良いきんかんシロップとして、お湯割りやソーダ割りなどで楽しむことが出来ます。甘露煮を作る際の注意点としては、グラニュー糖はきんかんの半分以下の重量にしないことです。砂糖の量を減らすと日持ちがしなくなるため、すぐに食べる場合以外は避けたほうが良いでしょう。
- こちらのレシピは、一般的な料理レシピのご紹介です。
- レシピに関するお問い合わせは、受け付けておりませんので、あらかじめご了承ください。
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