黒豆
黒豆とは
表皮の色が黒色の大豆のこと、あるいはこれを砂糖やしょうゆで甘く煮付けて調理したもののことです。黒豆が食べられ始めるようになった起源は諸説ありますが、室町時代にこんにゃくと炊き合わせた「座禅豆」を作り食べたのが始まりであるといわれています。江戸時代後期には、現代のように甘く煮付けた黒豆が一般家庭で食べられるようになりました。
黒豆の由来
黒豆のマメという言葉には昔から「真面目」や「丈夫」という意味が含まれています。そのため「勤勉に働き元気に暮らせるように」と願いを込めて食べられてきました。また黒は魔をよける色と考えられ、病気を寄せ付けないように、無病息災を祈る意味でもおせち料理に入れられています。
黒豆のレシピ
黒豆300g分
- 材料
- 黒豆:300g
- 調味料
- 白ざらめ(またはグラニュー糖):2と1/2カップ
- 1.虫食いの豆を除いてから素早く水で洗い厚手の鍋に黒豆を移します
- 2.豆から5~6㎝上まで水を入れ、一晩(約8時間)おいてもどします
- 3.鍋を強火にかけアクを丁寧にすくい、煮立ってきたら差し水カップ1/2を加えます
- 4.3の工程を2回繰り返してアクを除き、弱火にします
- 5.ゆで汁から豆が少し出るようになったらまた水を足し、時々豆をつまみ固さを確認します
- 6.豆がつぶせるほど柔らかくなったら、砂糖を一気に加え弱火で14~15分間煮ます
- 7.しょうゆを加えたら少し煮て火を止めます
- 8.6の鍋の表面をアルミ箔で覆い、鍋のふたをして一晩おきます
出来上がった黒豆は、密閉容器に入れると冷蔵庫で2週間ほど保存出来ます。三が日が過ぎて余った際には、普段の食卓やお弁当のおかずに加えても良いでしょう。
- こちらのレシピは、一般的な料理レシピのご紹介です。
- レシピに関するお問い合わせは、受け付けておりませんので、あらかじめご了承ください。
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